ケータイ小説 野いちご

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黒曜石

『お嬢、おはようございます!!』

野太い野郎(複数)の挨拶に私は

「おはようございます!」

と返す。

別に私はここ矢代組のお嬢なわけじゃない。
ただここの組長が私達、三兄弟の後見人なだけ。
兄・零夜がそれを再三説明しているのに何故か彼等はお嬢・坊っちゃん呼びをやめようとしない。

.....謎だ

日本家屋の長い渡り廊下を歩くと先にさらさらの淡い金髪が見えた。

「旭、おはよう!」

「真昼ねぇ、おはよう。
わぁー、制服可愛いねぇ、似合ってるぅ。」

三兄弟・末っ子の旭
私やお兄ちゃんと違って指通りのいいさらさらの髪に大きな藍色の瞳の女の子みたいに可愛い美少年だ。
性格も見た目通り、ホワホワしてて癒し系。

そして

「真昼、おはよう」

どことなく、たどたどしい口調が特徴的。
肩で切り揃えたふわふわの淡い金髪にデフォルトで眠たげな藍色の瞳の儚げな美人。
私達三兄弟の長男・佐々木 零夜。

あぁ、今日も可愛いぃ~

お兄ちゃんの容姿は可愛いというか綺麗かな?
私や旭、ここの組長・聖也さんといった付き合いの長い人には幼げな口調や仕草が可愛いくて仕方ない。

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