ケータイ小説 野いちご

学校一の人気者に告白されました

“俺の幼なじみ”と話すかと思えば、陽向くんは何も言わない。



「俺のって!!陽向~っ」



男の子は完全に勘違いしている。



「そうじゃないの、あたしたちは」



代わりに弁解しようとしたら、男の子に説得される。



「森本さん、よーく考えた方がいいよ。陽向はこんなだし…」



「行こ」



あっ…。



ポケットに手を突っ込み、陽向くんはササッとこの場を離れた。



男の子も慌てて陽向くんの後を追う。



どうして何も言わなかったのかな。



説明するのがめんどくさくなった?



結局、しばらく陽向くんの気持ちはわからないままだった。





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