「あ、そういえば陽介くん千紗の家に行ったんだよね? どうだった?」 朋ちゃんは聞きたかったことを思い出したように聞いてきた。 思い出してくれなくてよかったんだけど。 「え?!えっとね…」 お姫様抱っこで部屋までいや、ベットまで運ばれました。 その後、手を握ってそばにいてとか言ってしまいました。 なんてとてもじゃないけど平常心では言えなかった。