ある日君は言った。

「好きな人ができた」と。

その言葉を思い出すだけで、心が痛くて破裂しそう。

私の気持ち知ってますか?

私も君の事好きなんですよ?

そんなこと言えないまま、私の気持ちは一方通行される。

どうすれば届くのかなって、毎日アピールしても君は普通に横切りいつもと同じ反応で終わる。

無視しないでかまってほしい……なんて、言えるわけないし!!

こんな自分が情けなくて、思い出の場所まで全力疾走して大きな声で叫ぶのだ。

「好きなのに、気づいてよ!!」