私が7歳のとき
父が出ていきました
母ではない女の人と一緒に
父と母はすごく仲良しで
私が産まれてから
もっと仲良しになったと言ってたんです
だからこそなんで父がって…
明るかった母は
「これだから男は信用できない」
「琴葉も気をつけなさい」
「お母さんが頑張ってるのわからないの?」
「甘えないで」
人が変わったように私に当たり散らしました
そんななか唯一心を許せたのが
ゆうくんだったんです
父が出ていった日
母に怒鳴られた日
叩かれた日
泣きたいときはおいでって
我慢しなくていいんだよって
ゆうくんはわかってくれてるんだと思ってた
なのに
私を裏切った