ケータイ小説 野いちご

「俺も今1人なんだよね。よかったら、どっか行かない?」


軽い感じでそう言われて、ようやくこれはナンパだと気が付いた。


あのカナト先輩があたしをナンパしている。


その事実に頭がついて行かなかった。


「い、いえ……急いでいるでの……!」


あたしはそれだけ言うと、カナト先輩をその場に残して逃げ出してしまったのだった。

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