ケータイ小説 野いちご

天ヶ瀬くんは甘やかしてくれない。




天ヶ瀬くんは、わたしと同じクラスの男の子。


ミルクティー色の少し癖っ毛のある髪に、透き通った瞳の綺麗さと、薄くて形のいい唇。

ルックスは雑誌に載ってるモデルさん並みにかっこいい。


だから、とにかくモテる。
天ヶ瀬くんに想いを寄せる女の子は星の数ほど。


手の届かない存在かと思いきや、そのほとんどが、付き合うことができている。


しかし、数日もしないうちに必ずと言ってもいいほど別れる。


そう、天ヶ瀬くんは来る者拒まず、去る者追わずのタラシくん。


彼女が変わるなんて日常茶飯事。


彼は本気で付き合ってるんじゃない。
ただ、暇つぶしで、遊び相手が欲しいだけ。


遊び相手ならいくらでもなってくれる。


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