ケータイ小説 野いちご

フェイス

あのサイトを見つけてから毎日フェイスについて調べていた。


着用後の写真も、何枚も確認した。


見ればみるほど届くのが待ち遠しくなっていたところだった。


「はいこれ」


「ありがとうお母さん」


あたしはお母さんから段ボールの箱を受け取ると、すぐに自室へと戻った。


箱のサイズは雑誌と同じくらいで、それほど大きくない。


この中にフェイスが入っているのだと思うと、手に汗がにじんできた。


はやる気持ちを押さえながら段ボールを開封する。

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