――ときが、止まった気がした。




そのあと、

心臓が煩いくらい鼓動し始めた。




「だから告白を断りました」



芝田は。



「なのに薙乃ちゃんにさっきの子を勧められて、結構ムカついてます」



芝田は、青くなんてなかった――。