「んと、なんであんなの好きなのかねー、千晶ちゃんも」


急に、頭の上に重みを感じて、そんな言葉が聞こえる


『…ちょっと柚ー?重いんだけど?』


声だけで分かるのは、幼馴染みだから


雅より前からずっと一緒にいて、
そんな長い付き合いからか、あたしの想いも柚にはすぐにバレちゃって


今では全てを話せるくらい良き信頼相手だったりする