どんなに、嫌なことがあっても。
あなたは、私を必要としてくれる。それだけで嬉しかった。
あの後買い物中、母はあの時は『ごめんなさい』と言ってきた。
けど、許せなかった。高校を辞めた私は、友達を失っなた。自ら
一人になって孤独な人生を送っていく。と思っていた。けど、その気持ちを変えてくれたつばさ。
たくさんの下っ端たちとも仲良くなり、今ではいっしょに過ごす時間が前よりも増えた。
それを、嫉妬してるつばさが可愛いんだけどね。ふふっ
『もう、話しかけないで』
それだけを言い、私はその場から離れた。
全部、あんたのせいよ。
あんなことがなければ、今頃友達とも……。
けど、そのおかげで私はつばさと出会えた。
これだけは、感謝している。
つばさは総長を辞めた、私のためにって。
優しすぎだよ。
けど、毎日のように倉庫に通っている私達。