学校までは歩いて10分ほどで、いつも友達の下村愛花と私の家の前で待ち合わせしている。

「ゆか〜!ごめんごめんー!遅くなった!!」

「いいよ〜!私も今日はちょっと寝坊したし!ちょうど良い時間だった!」

「ゆかー!今日は持久走だよ!楽しみだね〜!」

愛花は中学時代陸上部で長距離専門でやってたらか持久走が大好きだ。
私には理解できない。

「愛花はほんと元気やな〜、持久走が好きとか、もはや尊敬さやわ!笑い 」

そんなこんなで学校に到着した。

私は昇降口で上履きに履き替えてると後ろから愛花の彼氏の山村宏太が愛花と私に話しかけてきた。
「おっはよ〜、お二人さん!愛花は今日も可愛いわ〜、さっすが俺の彼女やな〜!」

「ありがと!宏太!宏太も今日もめっちゃカッコいい〜〜!」

「朝からイチャイチャしないでくださーい。ここは学び舎やからなー!」

「なんや、ゆか俺と愛花の愛に嫉妬してんのかー、そんなちっちゃい体して、また縮んだんとちゃうかー?」

「そんな訳ないやろ〜、すくすくと成長してってますからー!」

「そーやで!宏太!ゆかはすくすく成長してんのよ〜、特に胸が!」


「うっわ!触らんとって!愛花変態か!」

そんなやりとりをしていると予鈴のチャイムが鳴り急いで教室に向かった