ケータイ小説 野いちご

チョコレート戦線

しかし、ヘタレの俺は年が明けた今も、何も行動を起こせていない。

声を掛けることすら、出来ていない。

しかし、最近見つめる先の彼女と目が合う事が増えた。

視線が合うと、少しの間見つめ合うものの、すれ違った後は振り返らない彼女。

おれはその背を見つめ続けては、俺にある可能性を推し量っていた。

完璧なヘタレである。

それでも、この迫り来るバレンタインを期待せずにはいられなくて・・・

俺は、三日後に迫るバレンタインを期待と不安の入り混じる複雑さで過ごしていた。

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