ピピーッ





恭「そこまでだ!!!優勝は1-S!!!!!!」






來「やったああああああああああぁぁぁ」





そう、あの最後の1球で碧にぃを当てることが出来たんだ。





碧「來、お前にはやられたよ」



來「こっちだってもうボロボロだよ(笑)」



碧「ほら、おんぶしてやる」



來「え!?い、いいよ」





いきなり何を言い出すんだ。



打ちどころ悪かったのかな?



いやいや、でもちゃんとセーフなところに当てたから問題ないはず……。




碧「なにぶつぶつ言ってんの?もう足限界なんだろ?保健室行くぞ」




來「あぁ!!!そーゆうことね!」



碧「ほーら乗って?」



來「ありがとっ」





うわっ!碧にぃの背中って大きいんだなぁ。




それにあったかい。






空「來ちゃん!!!」




來「そら!!」





そらの一言でみんながあたしと碧にぃの所に来た。



げっ!?仁泣いてんじゃん……。




來「仁さん?なーに泣いてんの?」




仁「だって、優勝して……それで……來くんが……」




うん、何言いたいのかわかんないからスルーで(笑)




奏「來にぃ?足大丈夫じゃないよね?」




來「んー、捻挫が悪化したくらいだから大丈夫だよ」



奏「うぅ……。」



來「ほら、そんな泣きそうな顔しないで?」







それから、閉会式をやってあたしは保健室に行き、全治1ヶ月って言われたんだ。




怪我はしたけど楽しい球技大会だったから良かったかな?(笑)