「咲も俺も理子の相談役だから」






「ふふ。ありがとう」







「はい着いたぞ。じゃあな」






「いつもありがとう」






そういうと蓮は右手だけあげて帰って行った。






「....理子?」







「........優」







なんでこの時間に帰ってきてるんだろう。







しかも学校とは違う方向だし....。







「話さねえ?」







「いいわよ。どこで話すの」







「近くの公園」







お互いの部屋でもよかったのに...。







まあ、なんでかは想像つくんだけど。







「それで何かしら」







公園について一番最初に口を開いたのは私。