ケータイ小説 野いちご

【完】溺れるほど、愛しくて。





「言われなくてもそのつもり」



そういって、慶さんはあたしの髪を優しく撫でて体を離し、その瞳であたしを捉えた。



「つーかさ」


「うん?」


「俺はお前のこと離すつもりはねぇから」



トクン、と鼓動が飛び跳ねた。


慶さんの表情はとても真剣で想いがひしひしと伝わってくる。



「あたしも…離れたくない」


「うん、まずそんなの俺が許さねーから」


「もう、慶さんったら!」



あたしはこの人を好きになってよかった、バカみたいに本気でそう思った。


大好き、その一言じゃ表せないほどの想いが毎日募っていく。


慶さん、これからもずっと一緒にいようね。




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