「 名前呼んでよ梨華」

あれ、遠くで話し声聞こえる

梨華の声だ!

「 しゅーちゃん 」

梨華。何で吉崎となんかいるの?

「 梨華なんでそいつなんかといるんだよ」

「勉強教えてもらってて」

勉強??

「こっちこいよ」

「お前にそんなこと言う権利あんの?」

何だよこいつ

「お前は何だよ」
「梨華はおれの女だから」

え?は?なに言ってんだよ。

「しゅーちゃんなんでこの間女の子と抱き合ってたの?」

「え。あ。それは。」

やっぱ誤解してる

「しゅーちゃん中入ってジュース取ってくるから待ってて」

俺は全て話す。梨華信じてくれるかわからないけど

「梨華ほんとにあいつと付き合ってんの?」

「うん」

「 あいつとはすぐに別れろ 」

あれ。俺こんなこと言うはずじゃ

「なんでそんなこと言うの?」

「それは…」