「お菓子くれなきゃイタズラしちゃうぞ!」
アキちゃんはなにかしようと手つきをかえた。
「いいよ。アキちゃんにならされても」
「ちょっ、どうした。いつもそんなこと言わないのに」
「半年以上付き合ってるのに、キスとか何もないから」
もしかしたら好きじゃないのかな。
そう思ってしまい、悲しくなって来た。
「それは、キスしたら止まらなくなりそうだと思って」
「アキちゃんになら何されてもいいもん」
私の言葉にアキちゃんの表情が変わった。
「んーでも、お菓子あるでしょ?」
アキちゃんは意地悪な感じで言ってきた。
「これ違うもん。私のだもん」
「ったく、可愛いな 」
アキちゃんは私に顔を近づけ
初めてのイタズラなキスをした。