「ほんと、やんなっちゃうなー そこら辺に高身長で私が好きになれる人転がってないかなー ねぇ陽介」 隣の男子に話しかける。 はぁ、と大きなため息が一つこぼれて、 「知らねーよ。 てかおまえ毎日毎日その話ばっかな。 よく飽きねーよな」 やれやれと言わんばかりの顔だ。