「なぁ、ルナ」

振り向かず歩くルナの背中に、ティーダは声をかける。

「お前本当は、あいつの告白にちょっとときめいたりしたんじゃないか?」

「……Kommt Zeit, kommt Rat(時が来ればわかるよ)」

「え、何?」