1人で中庭に行くより話し相手がいた方がよっぽど楽しい。だから潤が付いてきてくれるのは凄く嬉しかった。


「じゃあ先に行ってるね!」


「おう!」


私は久しぶりのお外にワクワクしていた。


けれど、この時の私はまだ知らなかったんだ...。私のことを狙う人がいるなんて...。