ケータイ小説 野いちご

全ての記憶を《写真》に込めて

「取り敢えずさぁ、あんた御両親に電話した方がいいんじゃないの?」
ほら、何かあってからじゃ迷惑かけるんじゃない?と晴くんが言う。

「でも、お父さんたち今海外なの すぐは帰ってこれないし、今は特に忙しい時期なんだって」
だから、電話しても正直意味の無い気がする。

「……あっ、そうだ!彩月、私の家に来る? そしたら安全だよ!」
「茉莉ちゃんの家でいいならさ、俺の家でもいいんじゃない?」
「はぁ?あんた達馬鹿なの」
家の人のことも考えなよねぇ、と頭を搔く晴くん。本気で悩んでいるようだ。

私が迷惑かけちゃったかなぁ。


「あ、ならさ」


_______________晴の家に行ったらいいんじゃないのか?



「はぁっ!?」

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