話し合いで、いつの間にかお昼を過ぎていた。


流石にこれから学校って気分にもならないし
もうそのまま帰ることになった。



そして足を動かせた時
私は零さんに肩を抱き寄せられて、ときめいたのに...



「帰ったら...お仕置きだ」


「えぇ!?なんで!!??」


「俺を疑った罰だ」


「そっ...そんな〜!!!!」



公園で大きく響く私の声。



人の想いが一気に交差したこの事件は
後に伝説の事件として、大人になった私達の笑い話になっているなんて


この時の私達はまだ知らない。