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と思ったのに…
「ちょ、起きてください、要くん!!」
「ん〜やだ…」
家に戻るやいなや、制服のままベッドにダイブして寝息を立て始めた。
うそでしょ…
私のスカートと同じ柄の深い青色のチェック
のズボンのシワを見ながら呟く。
「お昼寝るなら夜寝たらいいのに…」
「んー、それは無理だよ。」
「お、起きてたの!?」
「俺、夜は寝れない。」
「うん?」
「俺、明るくねーと寝れない」
「暗黒恐怖症?」
「そういうことになるみたい。」
「なんで…って聞いてもいいのかな?」
「別にいいけど。いいけど、その代わり。」
────── そばにいてよ。