ケータイ小説 野いちご

【完】恋のおまじないNo.2

「興味ねーからな…あいつ以外」



ボソッと言ったつもりが、完全に引いてやがる。



「ノロけ!?俺の幼なじみ、最高だろって」



「そこまで言ってねー。つかお前もゆめに手ぇ出そうとしてたよな?」



「顔はかわいいからな。でもおまじない命とか言われると、ちょっと色々心配になる。そこで大半の男子は諦めるんだろーな。住む世界違うなって」



「俺も思ってる」



「ウソつけ。なんだかんだ、懲りずに世話やいてんじゃん。カズマにしかできねーよ」



これ、誉められてるか?




いや…単なる物好き的な言い回しだよな。



「だな」



けど、それは正解。



あんなばか、俺にしか手に負えない…。



それだけが俺の持ってるカードかもしれない。




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