私がぼんやり空を眺めていると、
恭おにぃちゃんが、
勢いよく、ドアを開けた。
その音に何事かと、
寝る支度をしていた雷おにぃちゃんが、
へやからとびだしてくる。
私は、驚きすぎて、
思考回路が完璧に止まってしまった。