《仁side》
結局今日は未来と1回しか話さなかったな〜
明日頑張ろう!

そう思いながら下駄箱へ向かう
と、そこには震えてる未来が

俺は駆け寄り
「大丈夫か?なにかあった?」
と言った

未来は涙目で
「大丈夫、大丈夫」
と繰り返すだけ


絶対大丈夫じゃないなこれ...


「とりあえず送ってくよ。家どこ?」

そう聞いた瞬間、未来は傘もささず走って学校から出ていった



「...おい!」



ワンテンポ遅れて追いかけようとすると、後ろからやって来たケバい女に腕を掴まれた

女「仁くーん遊ぼぉー?」

そんなことをやってる間に未来は見えなくなった


くそ...