私はその少し後ろを歩いて、3人に付いていくので精一杯。



悠里くんと浜崎くんは男の子だから歩くの早いし、



杉浦さんも脚が長いから、一歩が大きくてスタスタ歩いていってしまう。



せっかくの班行動だし、



3人が良いくらいのペースで歩いてるのに、私一人に合わせてもらうのは申し訳ない。



私が合わせればいいんだ!



でも早い!!



走ってはいないはずなのに、もうすでに息が少しあがっている…。



風で飛ばされないように帽子をおさえつつ、とうとう小走りにならないと追い付かなくなった。



ひーっ!みんな早いよ~!