そろそろ昼休みも終わってしまいそうだったから、 『じゃあな』と一言伝えて、急いでコーヒーを買いに行った。 「……ん? なんであたしが、悠里を嫌いってことになってんの?」 美音が不思議そうにそう呟いていたことには、気付かなかった。