ケータイ小説 野いちご

☆☆☆

あたしたち6人はすぐに連絡を取り合い、6時半には学校の近くのコンビニに集まっていた。


みんな制服姿だ。


6人の元にも准一のお母さんからの電話が来ていて、それを順番に整理していくことになった。


准一は昨日あたしたちと一緒に行動していなかった。


その時間帯、准一は隣町に行っていたようだ。


どうしてか?


その理由は誰にも話してしなかったようだ。


そして准一は隣町で事故に遭い、そのまま……。


「准一はどうなるの?」


愛子が話の途中でそう聞いてきた。


愛子は本当に話について来られていないようで、さっきから首を傾げてばかりいた。


「わからない。でも、意識がないって聞いたよね?」


理子が俯いたまま誰ともなくにそう訊ねた。


「あぁ。信じらんねぇよな」


翔太がボリボリと頭をかきながらそう言った。


やり場もなく、なんと形容していいのかもわからな複雑な感情が、みんなの心を支配していた。


もちろん、あたし自身にもだ。

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