「…あのさ、一週間朝練のためとは言え お前に何も言わずにひとりで学校行ったり おまけに大口叩いといて負けたし… すっげえ情けねぇけど 今日からまたいつも通りお前のこと迎えきていいか?」 朝っぱらから翔太は力なくそんなことを言った。 多分、今朝迎えに来なかったのも 翔太なりに悩んだからだと思う。 だけど。