ケータイ小説 野いちご

永遠に覚めることのない夢

桜の君。
僕は、前世から名は代わっておりません。
僕の名をご存知ならよろしいのですが。

生憎、僕はあなたの名前を知りません。

あゝ。
僕の元にあるあなたの扇。

魂を宿しておるのならば、きっと彼女の元に導いてくれるよね。

「はぁ。」

空を見ながら、大きなため息をついた。

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