でも、そんな甘い事を言えるはずがない。


「ーーーーじゃあ、もう寝るね。」

土方「あぁ、おやすみ。」

「おやすみなさーい。」

暗い廊下を静かに歩いて一旦部屋へと戻った。



イークは、布団で寝ていた。
悪夢を見ているのか眉を寄せている。

イークの頭を軽く撫で、血だらけの手ぬぐいを外した。


血って綺麗に落ちにくいんだよね。早めに洗っとこ。
ついでに、ゴミも掃除しなくっちゃ。


リバティは、音を立てずに部屋を出た。