ケータイ小説 野いちご

【完】恋のおまじないNo.1

「ねぇ、桃ちゃん。恥ずかしい趣味って持ってる?」



「…えっ!?」



顔が硬直してるよ!



質問の仕方をまちがえた!?



「あのねっ、あたしのおまじない…ある人に、そう言われたから。他の人もそういうの、あるのかなって」



警戒心をとくように、ヘラヘラと笑いながらフォローする。



「ひどい、そんなこと言う人がいるの?宇佐美さんのおまじないは天才的だよ?恥ずかしいなんて…本当にひどいよ」



まるで自分が言われたかのように、目をウルウルさせている。



優しいな、桃ちゃんって。



「ありがとう。嫌味とかじゃなく…本音をストレートにぶつけてくる人なんだよね。いつも、言うこと合ってるから…」



「それでも、ひどいよ…。それを言うなら、宇佐美さんよりあたしの趣味の方が恥ずかしいよ!」



「…桃ちゃんにもそーいうのあるの!?」



ドキドキ!




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