--また、別の日

-ピンポーン
「友紀ー、手離せないから出てー」

「はーい」

(友紀side)
「どちらさまです……か」

「真紀はいる?」

「何の用ですか、今まで何もなかったですよね。これ以上姉を泣かせないでくれます?」

「すまない、これからは幸せにする。だから話をさせてくれないか」

「まあ、いいか」


(友紀side終了)



「誰だった?」

「双子の父親」

「そう、双子の父親だったの…………はっ?」
待ってどういうこと?何故にここがわかった

「桐生の力をなめないでほしいと言いたいところだけどね」
意味わかんない

「全て話すよ。聞いてくれるか?」

「いや」
いやですとも

「姉ちゃん……」

「「ママ……」」
ギュッと真理と優太がくっついてきた

「もーわかった。聞く、聞けばいいんでしょ」