ということだ。
(そういやついでになにか共同でつくったな。さすが若手社長だな)


「何で早く言わないんだよ。俺の子どもだろ、もう2歳くらいか」

「なにしてるの!早く会いたかったわ」

「しかし、お前が自ら変化に気付き、言わなければいけなかったんだ。これから会社を任せるには」

「親父……」

「で、優介は真紀さんが好きなんでしょ?」

「好きじゃない……愛してる」

「…………あの優介が!?」

早く会いたい、真紀と俺の子どもたちに

「まあいい、強引に進めるなよ。真紀さんの同意を得なければあの夫婦は許さないぞ」

「わかってる。もう離すもんか」