私が、王蝶に入ったキッカケは


“面白い女”


だったから


彼ら曰く自分達に媚びて来ない女なんかいなかったかららしい。


私は、最初拒んだ。


だって、私には、既に大切な皆がいる。


王蝶に入る事は裏切りだと思った。


だから、拒み続けた。


だけど、何度も何度も姫に誘われるうちに王蝶の皆との時間は、皆といる時間ぐらい楽しい時間になっていった。


だから、私は、伶に相談したんだ


そしたら


“美玲が信用できる奴らなら、大丈夫”


って言ってくれた。


龍「……姫になれ」


何度も何度も言われたセリフ


今までは、首を横に振り続けてた。