「ははっ、ふ、ふふっははっ」

「なにがそんなにおかしい!!」


「なに、見てわからないの??
降参だよ降参。」


「ならば、武器を全て置け」


シノは全ての武器を置いた。
一番大事であろう爆破装置もだ。



でも、あの時からずっと変わっていなければ
きっと全ての武器は降ろしていない。


それでも俺は構わなかった。


「両手を上げろ」


シノはすぐに両手をあげ
何も持っていないアピールをした。


何も持っていないことを確認し
俺は次の指示を出す。


「こっちに来るんだ。」



シノは薄ら笑いを浮かべた。