「ねぇ。」

「なんだ。」


私は薄笑いを浮かべたまま

新米刑事 直哉に問う。


直哉と私の距離はお互いが手を伸ばせば届く。
そんな微妙な距離。


「私がさ、そんな素直に降参なんてすると思う?」

「お前、何言って...」





ポチ__





「アハハハハハ、ちょーウケる。

ごめんね、もーすぐこの建物ごと爆破するから」



私は本当におかしくって笑ってた。

何がおかしいって...