いつものように4人で登校しているが もう気が気じゃなく頭が支配されている。 「そろそろ乃愛もその寝坊癖直したら? …………って乃愛さっきから聞いてる?」 「……はい!? …………あ、ああ聞いてる!」 「具合でも悪いの? なんかずっとボーッとしてない?」 いつものように登校していた、けど。 やっぱ大翔が頭から離れない。 芹那は勘鋭いから 乃愛が今日おかしいことに気づいてしまった。