ケータイ小説 野いちご

それはきっと、君に恋をする奇跡。



ふふっ。

思い出して、緩む口。


いやなことも、ハルくんを思えば吹っ飛ぶ。


ハルくんは口下手だけど、熱さを内に秘めた男の子だった。


早く会いたいなあ。



「真由ちゃん、行こっ!」



ゲンキンなもので、さっきの彼のことはすっかり頭から抜けおち、


間近に迫った再会に、あたしは胸を躍らせながら学校までの道のりを急いだ。

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