私ははぁ~と大きなため息をついた。




「うるさいため息だな」




「えっ!」




柊くん起きてたんだっ
てっきりいつもみたいに寝てるかと思ってた。




「色々、悩み事があるの!」




私はぷいっとそっぽを向いた。




あーもうっ
面と向かって話せないよ~!




「花ちゃん花ちゃん!」




あっ涼香ちゃんだっ
そういえば、涼香ちゃんにもすっごい心配かけちゃったよね。




襲われたこと話したら泣きそうになってたし。
…今度なにか奢ってあげよ。