「最低でも一ヶ月、ここには来ないでお仲間を守った方がよろしくてよ。闇がもうそこまできているの。これは忠告よ。九重珠樹さん」








「は?」









「じゃあ」










大量のお金の入った紙袋をカウンターにおき










私は出口に向かう








(……言い忘れた)






後ろを振り向く






そこには困惑の瞳を浮かべる彼








「その紙、ブラックライト当ててもなにもうつりませんから」








彼の胸元に入る白い紙がカサカサとないた