連「相変わらずの冷めっぷりだな。」

冷めてる…確かにな。

芹明「お前に魅力がないからだろうな。」

空明「芹明!連くん。こんな娘だけど、悪い娘じゃないからよろしくね。」

連「はい。」

こんな娘ね…。

あんたらの育て方が悪かったからこうなったんだろ?

って言ってやりたいよ。

芹明「私は部屋に戻る。」

真海「芹明!ちょっと待て。」

芹明「何?さっさと用済ませてくんない?」

真海「この家での条件がある。」

うわーめんどくせー

空明「ご飯は2人で一緒に食べること。毎日1時間は同じ部屋にいること。買い物は2人で行くこと。」

はぁ?

芹明「聞いてねーんだけど!そんな条件があることなんて。」

空明「だって、さっき真海と私が勝手に決めたから。連くんも今知ったところなのよ。」

真海「榊に毎日、報告してもらうから。」

芹明「拷問だな。まぁ、構わない。」

連「結構、あっさりなんだな。」