これ以上考えるのはもうやめよ。




イライラするだけだから。




そうして俺は原因不明のイライラに悩まされながら、眠りについたのであった。




俺はこの時、気がつかなかった。




このイライラの正体がなんなのかを。




花が俺にとって特別な存在になっていたことを――――