芹明「紫苑!この学校って不良校だよな?だったら、10分くらいの遅刻くらい大目に見てやれ。」

紫苑「芹明がそういうなら仕方ない。」

友夕「どっちが立場上かわからなくなってくるんだけど…。」

紫苑「どう考えても芹明だろ。」

琥珀「助かったー。」

紫苑「大目に見るのは芹明がいる時だけだからな。」

私がいない時はきっちりするのか?だったら、毎日通ってやろう。

なんか、面白くなりそうだしな。

友夕「紫苑って本当に芹明に弱いよね。」

将馬「仕方ないんじゃね?」

芹明「うるせー。黙れ。」

友夕・将馬「すいませんでした。」

紫苑「始業式の準備しておけー。」

うわっ。だるいやつ。サボるか。

琥珀「さっきはありがとうございました!」

琥珀は気づかねーだろう。

私が姫蝶であることに。