ケータイ小説 野いちご

若頭に愛されて




テレビをつけぼんやりと眺める。


つけているだけで内容はまったく入ってこない。



今日の疲れがでて知らぬ間に机に突っ伏して寝てしまっていた。







何分たっただろうか……。




ガチャっ。



玄関の扉が開く音がし、その音で目が覚めた。



「……ん」


体を起こし、眠たい目をこすって目を開けると手をつけていないオムライスがあった。



や、やばっ……!

い、今龍帰ってきたよね!?



嫌な汗が背筋を伝ったときだった。



「よぉ~、オムライス食べたか~?……て、は?」


ごくんと唾を飲む。


「……ごめんなさい……」



< 56/ 65 >