ケータイ小説 野いちご

いつか、このどうしようもない想いが消えるまで。




『律くんが振られたなんてウソに決まってる!』と言っておきながら、机の中に嫌がらせの手紙が入っていたりノートなどの私物が無くなることも。

ウワサ……まあ、事実なんだけど、それを元にそんな嫌がらせもはじまったんだ。


律くんの彼女じゃなくなったあたしに遠慮する必要なんて全くなくなり、冷たい視線や批難の声は前よりも一層高まり。

あれでも今までは遠慮があったんだなぁ……と今更実感した。


当のあたしといえば。

元々、万葉ちゃん以外の女子と話すことはあんまりなかったし、特別無視されてるという意識もなく、身に危害を加えられているわけでもない。


このくらいは想定内。

自分の想いを貫いて律くんを傷つけた代償。

そのバツを受けているんだと思えばこのくらい我慢できた。


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