ケータイ小説 野いちご

だから俺と、付き合ってください。




このラブレターの相手の女の子はどんなに幸せな子なんだろうってあの時思ってた。


好きな人から好きって言われること。

両想いになれるキセキが尊く感じる。




「藤田綾乃さん」


「なんでしょう」



ごほんっとわざとらしく咳き込んだ清瀬くん。




「あなたの笑顔が好きです。あなたのことを一生守ります。

だから俺と、付き合ってください」





手紙と同じ言葉。


清瀬くんの想いが声に乗って私の胸に届く。




「はいっ!もちろんっ!」



精一杯の笑顔で答えると清瀬くんが嬉しそうに笑って。
そして……優しいキスをしてくれた。


私ね、恋は辛いものだって感じてた。

こんなに辛いなら、好きにならなければ……なんて思った瞬間もあった。


だけどその時間も含めて"恋"なわけで。


キラキラしてて、でも痛くて。

ドキドキしても、涙が溢れる時もある


楽しいけど、楽しいだけじゃない。


これから付き合っていくうえで、いろんな問題が起こると思う。

だけど大好きな清瀬くんとならどんなことでも乗り越えられる気がするの。



清瀬くん、好きです。



君のその破壊力抜群の笑顔。

誰とでもすぐ仲良くなれるフレンドリーな性格。

かっこいいけど、少し抜けてて憎めないその人柄。



ずっとそばにいたい。

そう思えるのは清瀬くんだけ。



真っ直ぐに君だけに向かう想い。




永遠に……。









END






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