思い出が増えていくから、
最期を迎えたときが怖くて仕方ない。


「あ、遊馬がねバスケの関東大会来ないかって聞いてきたんだけど陽向行かない?」


行かない?ってより行けない。


「先生にから許可とったよ。先生も付いていくって言ってたよ」


斗真のバスケが見れるんだ。
見たいけどみたくない。


見れば見る程やりたい事が増えていきそう


そして、
悔いばっかり残して死んじゃう。